幹田卓司の My Legends 12月号

photography by FUMIHITO ISHII text by HISAMI KOTAKEMORI

vol. 145
COMME des GARÇONS
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WOLF’S HEAD

CdGブラックマーケットとの斬新な
コラボアイテムに注目!

 この秋、コム デ ギャルソン×ウルフズヘッドの3度目のコラボレーションが実現することとなった。今回は“闇市”をテーマにゲリラ的に登場するCdGブラックマーケットだけのオリジナル。30周年の企画展「ROCK OUT!」の開期中に、デザイナー川久保玲氏が足を運んだことで今回の企画の話が進んだ。
「シャツに関しては、その時、僕が描いたトラッシュヘッドの縮緬ハワイアンシャツの原画に興味を持った川久保さんとの話で決まりました。それがどうアレンジされるのか、僕自身とても興味があり、快諾しましたが、予想通りウルフズヘッドとはまったく違う総柄のプリントシャツが完成しました」。
 2000-01年秋冬コレクションでパリコレのランウェイショーのためにスタッズベルトを製作したのが最初のコラボレーション。その後18 年ぶりの表参道ジャイル、トレーディング ミュージアム・コム デ ギャルソンでのインスタレーションは、鮮烈で記憶に新しい。
「今回はその他にスタッズでカスタムするCdG 別注ルイスレザーズのスリーブレスライダースが限定7着、全部違うデザインで展開します。他にも髑髏のレザーキーホルダーと925シルバーピアス、ネックレスを販売しますが、どれもウルフズヘッドではやらないデザインやアイテムばかりです」。
 常に新しいものを生み出す幹田の視点こそが、
世界的なデザイナーからもリスペクトされる理由だ。

コム デ ギャルソンのシャツに幹田の図案をグラフィカルにあしらった総柄シャツは白と黒の2色展開。それぞれレイアウトが違う。ルイスレザーズのライダースは、38・40・42の3サイズで、すべて1点もの。キーホルダーは髑髏型レザーにガンメタスタッズ、ピアスとネックレスは925シルバーを燻した独特の風合いが魅力。「小物はもともと革のキーホルダーだけの予定でしたが、このデザインでピアスやネックレスを作っても面白そうだと思ってサンプルを見ていただいたところ、面白いと商品化することになりました」。リクエスト以上の提案をするのが幹田らしい。CdGブラックマーケットは11中旬スタートの予定。詳細はネットのファッションサイトをチェック。