Selected by 編集長 12月号 VOL.2
photography by TOYOAKI MASUDA
styling by RYO KURODA
text by MASAFUMI YASUOKA
「ポーター」×「ルイスレザーズ」の
ニューカラー
断然この色派、
そんな人も多いはず
「昨年、日本を代表するバッグブランドと英国を代表するレザーブランドの競演と聞いて、驚き歓喜した人は多いはず。第2 弾となる今回は、ルイスレザーズファンにとって、よりう嬉しいモノになったと思う。この鮮やかなブルーとホワイト。ルイスレザーズのライダースを持っている人なら、定番の黒か、それとも別の色にしようか、と結構迷うんじゃないかな。それぐらい象徴的な色が今回のコラボで採用されたとなれば、第1 弾でいかに反響が大きかったかってことだね。自分なら全色、別アイテムで揃えるかも」。
ウエストバッグ[ W29×H14×H7.5cm ]各¥51,700、ロングウォレット[ W19.5×H9.5cm ]各¥45,100、ウォレット[ W 1 2 ×H9.5cm ]各¥39,600、/以上ルイスレザー×ポーター(ルイスレザーズ ジャパン)
昨年発表されたコラボ第1弾では、黒レザーのウエストバッグ、ロングウォレットなどが登場。第2弾となる今回は、その3アイテムにブルーとホワイトレザーが追加ラインナップされる形でリリースされた。使用するレザーは、ライダースで採用されるカウレザーと同じ。ボールチェーンジップなどにも、「ルイスレザーズ」の面影が覗く。ちなみに、ブルーはポーター 表参道のみ、ホワイトはルイスレザーズ東京・大阪のみ、ブラックは両店で、各11月13日(土)発売。
Other Color
本コラボ初登場のショッピングバッグ。ベースは「ポーター」のグローサリーバッグで、素材は軽量にして丈夫な高密度のナイロンタフタ。そこに「ルイスレザーズ」のロゴが。
ショッピングバッグ¥17,380/ルイスレザー×ポーター(ルイスレザーズ ジャパン)
「エンポリオ アルマーニ」の
大人アイテム
落ち着いた色合いが
なんとも大人な感じ
「ここ最近サスティナブルであることは、ファッションにおいても常識。各ブランド様々なアプローチを見せるが、今シーズンのエンポリオ アルマーニは特にいい。理由はズバリ、森林を想起させる色使い。素材において環境に配慮した取り組みを行っている点はもちろんだけど、見た目に自然を感じるのがいいよね。このモッズコートやニット、パンツなどは、それ自体を長く着続けていきたくなるほど、愛着が湧く。森をイメージした柄も、今のアウトドアな気分に合っている。個人的には、3 シーズン目にして、遂に本命の登場って感じかもです」。
コート(インナー付き)¥385,000、ニット¥51,700、ハット¥55,000、ブーツ¥99,000、グローブ¥36,300※参考色、パンツ参考商品/エンポリオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
2020秋冬から3シーズン目を迎えた、サスティナブル コレクション。環境に配慮したリサイクル素材やオーガニック素材を採用しつつ、ファッション性、実用性もしっかりと考慮されている。今シーズンは、温かみのあるグリーンをキーカラー据えている。
「バーバリー」の
カスタムトレンチコート
誰もが持っている名品
だからこそ個性を!
「何もかも出揃った今、カスタムメイドは気になるところ。この夏にローンチした、日本初となるバーバリーのビスポークサービス。シグネチャーモデルであるヘリテージ トレンチコートへ、エンブロイダリーやワッペンなどで多彩なカスタムが楽しめる。サービスを提供する銀座店には、英国リージェントストリートのビスポークルームが再現されるなど、特別感を楽しめる仕掛けが。ワッペンぐらいなら正直どこでもありそうだけど、ビスポーク用に用意されるコートは通常より生地が厚いと聞けば、なおさら興味が湧くよね」。
裏地やボタンまでもカスタマイズ可能。各¥402,600~オーダー内容によって変動あり/ともにバーバリー(バーバリー・ジャパン)
ロング丈がヘリテージ感を漂わせるトレンチコート。カラバリは、写真のミッドナイトとハニーに加えブラックも用意されている。見ての通り、胸元やレインシールドの刺繍、そして裏地もカスタマイズが可能。リカルド・ティッシが手掛けたデザイナー・エクスクルーシブもオーダー出来る(カスタマイズ不可)。
「ルイ・ヴィトン」×「NIGO®」の
注目アイテム
世界を席巻する
東京ストリート
「今や当たり前となったラグジュアリー×ストリート。この数年間、コラボレーションという形で色んなミックスを楽しませてもらったけど、日本人としてはやっぱりこのコラボは感慨深い。第2 弾となる今回は、以前にも増してストリートというか、アート的な要素を楽しませてくれる。特に、“モノグラム”をあしらったデニム生地は気になるところ。褪せた“モノグラム”にワーク感をにじませながら、ディップしたようなデザインが実にユニーク。それでいて、大人に似合うシックな雰囲気が、どこか漂っているのが嬉しい」。
右上から時計回り:ウォレット¥143,000※日本限定、ミニバッグ¥302,500、ショルダーバッグ¥333,300、シティバッグ¥304,700、スニーカー¥161,700、ポーチ¥261,800/以上ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
今回で第2弾を迎えた「ルイ・ヴィトン」と「ヒューマンメイド」のNIGO®氏とのコラボコレクション「ルイ・ヴィトン LV スクエアード コレクション」。数字の2乗=スクエアを冠する通り、互いのルーツをベースに多様な表現を披露する。今回紹介するのは、モノグラム・デニムとカーフレザーを組み合わせたシリーズ。ハート型タグ付き。