かけがえのないピースたち Irreplaceable 「グッチ」

photography by TAKANORI OKUWAKI (UM) / styling by AKIHIRO MIZUMOTO / hair by KAZUHIRO NAKA (KiKi) / edit & text by SEIRA MAEHARA

アレッサンドロ・ミケーレ氏が一つの物語の終焉として“エピローグ”と名付けた本コレクションでは、未来に期待膨らむ華やかな彩りとともに、70年代風のヴィンテージ感を宿した、ボーダーレスなピースたちが顔を覗かせる。

袖を通せば匂い立つ
ハイセンスな逸品

ジャケット¥325,000、ニット¥135,000、パンツ¥90,000、ベルト¥50,000、サングラス¥56,000、〔ジャッキー 1961〕バッグ[W35.5×H25×D4.5cm]¥280,000、ブーツ¥163,000/以上グッチ(グッチ ジャパン)

リラックスムード漂うニットとストレートデニム。そんなモノトーンルックに、まるで新緑の香りを放つように生き生きとした存在感を示すのは、アイコニックなGGキャンバスで仕立てたシングルブレストジャケットだ。芯地による崩れ知らずのハリ感や、ネイビーで施されたパイピングが立体感を一層引き立てる。黒小物でスパイスを加え、ロックな趣を実現した。

既成概念を超えた
組み合わせで楽しみたい

ジャケット¥495,000、トラックジャケット¥160,000、ニット帽¥35,000、パンツ¥105,000/以上グッチ(グッチ ジャパン)

レトロなスポーツウエアから着想を得たというトラックジャケットに、敢えて重ねたのは金糸が煌めくエレガントな一着。ヴィンテージトーンで統一感を出しながら、多様な素材と色柄を組み合わせ、周りとは一線を画すラディカルなコーディネートを生み出した。まさにファッションの自由なあり方を提言する、懐かしくも現代らしいブレンディングと言えるだろう。

メンズが持つ姿も品良く
映えるニュースタイル

カーディガン¥180,0000 、ポロシャツ¥65,000、パンツ¥90,000 、サングラス¥52,000、〔ジャッキー 1961〕バッグ[ W36.5×H24.5×D4.5cm ]¥250,000、時計¥200,000/以上グッチ(グッチ ジャパン)

ブランドの代表作の一つとして親しまれてきた〔ジャッキー〕バッグは、ミケーレ氏の手により〔ジャッキー 1961〕としてジェンダーフルイドに再構築された。カーブを帯びたシェイプやピストン クロージャーなどクラシカルな佇まいはそのままに、馴染みの良いサイズ感にボリュームダウン。着脱可能なショルダーストラップも付属、とウエアラブルさにも多様性を感じる。

ハッピーバイブスな
自然のパワーを洋服に

トラックジャケット¥195,000、Tシャツ¥60,000、パンツ¥120,000、ネックレス上¥47,000、下¥90,000、時計¥215,000、スニーカー¥82,000/以上グッチ(グッチ ジャパン)

自然界とファッションの密接な関係をも描き出した“エピローグ”。鮮やかなボタニカルプリントが一際目を惹くこちらのジャケットは、コットンベロア素材を採用することで、その高級感はさることながら、肌触りすら艶やかだ。大振りの美しい花々は、ファッション界の庭師とも称された往年の米デザイナー、ケン・スコット氏のアーカイブがデザインソースとなっている。